日本代表のスケジュール等を組んでいた人の本を読んでいました。
- 作者: 平田竹男
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/03
- メディア: 単行本
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とにかく日本のサッカーを盛り上げるための仕掛けを作っていた人だけに裏話が満載でした。
P174
アジアカップの3位決定戦のとき、あのPK戦に、これだけ多くのものが懸かっていると知っている人がどれだけいただろうか。また、北京五輪の第3戦目がどれだけロンドンに向けて重みを持っていたかを知ってただろうか。好調、不調の波こそあれ、世代から世代へと丁寧に「たすき」ならぬ「シード権」を受け継ぐ。
W杯に出場し、底での結果がまた次のW杯予選へのシード権なども関係してくる。知らなかったことが多い話でした。
今回のW杯予選では豪州と日本の2強だけでうまく予選が通過できた裏には前回までの予選の結果やマッチメーカーなどの裏方さんがうまくW杯予選の組み合わせを作ったからなんだろうと思ってこの本を読んでいました。
09年11月に香港とH&Aでアジアカップ最終予選が行われる。アジアカップ4位になっていたから代表の試合が増える。
Jリーグ終盤に代表に選手を持っていかれる。
ナオや平山もチャンスをもらえるのならなんて淡い思いもあるけど優勝争いや降格争いに入っていたらそれどころではないだけにやはりアジアカップ3位決定戦は消化試合ではなかったということだけはよーくわかったのでした。