6秒ルールとは競技規則より引用してみましょう。
サッカー競技規則
第12条 ファウルと不正行為
2.間接フリーキック
ゴールキーパーが自分のペナルティーエリア内で、次の反則のいずれかを犯した場合、
間接フリーキックが与えられる:
• ボールを放すまでに、手で6秒を超えてコントロールする。
• 次のような状況で、ボールを手で触れた場合。
・ ボールを手から放した後、他の競技者がそのボールに触れる前。
・ ボールが味方競技者によって意図的にゴールキーパーにキックされる。
・ 味方競技者によってスローインされたボールを直接受ける。
ゴールキーパーがボールをコントロールしていると判断されるのは次のときである:
• ボールがゴールキーパーの両手で持たれているとき、または、ボールがゴールキー
パーの手と他のもの(例えば、グラウンド、自分の体)との間にあるとき、ボールに手
または腕のいずれかの部分で触れているとき。ただし、ボールが偶発的にゴールキー
パーからはね返った、または、ゴールキーパーがセーブしたときを除く。
• ゴールキーパーが広げた手のひらでボールを持っているとき
• ボールを地面にバウンドさせる、または、空中に投げ上げたとき
ゴールキーパーが手でボールを保持しているとき、相手競技者はゴールキーパーに挑む
ことができない。
サッカー競技規則 2016/17http://www.jfa.jp/documents/pdf/soccer/lawsofthegame_201617.pdf
まずルールを知らないと始まりません。プロの試合は厳格に適用しているとは言えませんがファールをとられたら文句を言えません。即、その地点から間接フリーキックですね。
ではどうしたら良かったか。
6秒ルールを取られないために
- 6秒以内に蹴る投げる。とにかく手から放す。
- プロの場合は攻撃の第一歩として繋ぐ事を求められますから迷っているうちにファールを取られてしまうので周りを確認してから*1ボールを手放し地面に置いてから足で蹴る。
- 手に持って蹴りたい場合はとにかく大きく蹴りだしてしまう。
などそもそも6秒取られないためにすることがあります。
6秒ルールを取られてしまったら
その地点から間接フリーキックです。
GKが相手にボールを簡単に渡してはいけません。
- 非紳士的行為ですがボールを大きく蹴飛ばすなどイエローカード覚悟で時間稼ぎをする。
- ボールを奪われる前に味方や審判にボールを渡して時間を稼ぐ。
ともかくインプレー状態でなくしてしまうことです。
審判に抗議している暇はありません。
ペナルティエリア内での間接フリーキックは人が多いとなかなか決まる事が少ないので(1試合に2度決まったこともありましたが)とにかく審判よりもボールを囲みましょう。
6秒ルールをとられてから失点までしまったことに対して審判にブーイングするのはダサいことこの上ないです。
FC東京対新潟戦で生まれた妙な先制点。守備側へ不利に働くルールの“なぜ” | サッカーダイジェストWeb
*1:クルリと一周などしてよく周囲を見回す