千葉県、東総運動場で関東2部参入戦、平成21年度 第42回関東大学サッカー大会を見てきました。
試合結果は1-1(PK4-2)
国学院大学が関東二部へ進出ということになりました。
後半1点リードされていた国学院大学がロスタイム最後になるだろうというコーナーキックを決め劇的に同点となり、延長戦をしPKで勝利という結果になりました。
そもそも見に行ったきっかけと言うのは
立正大のコーチに元FC東京の戸田“さん”がいるというだけではなく、FC東京ボランティアで一緒だった方が国学院大学の選手だったという縁でした。
1度彼のプレーを見てみたかったのもあったのですが勝ったほうが昇格という試合も面白いだろうと思い、フクアリや深川にも行かず成田空港の先へ行ったのでした。
雨が断続的に降り続くあいにくの気候でしたがピッチはそれほど荒れてはおらず水溜りもなく見たところだけですが問題なく行われていました。
屋根のあるところには父兄の皆さんOBの方々などがいる程度でしたが、屋根のないところには部員のみなさんが熱い応援を繰り広げ、スタンドでも戦っていました。
試合中も学生サッカーらしく、ファールはあるものの汚いものはなく、ファールがあったとしても握手をしてまたプレーをしたりととても清清しいものでした。
後半35分くらいからリードしていた立正大が相手陣コーナー付近で時間稼ぎをし始めました。あまりに早い露骨なキープにこれは早すぎる、ゴールに向かってもう1点を取りに行ったほうが勝負決まるのになんて思っていたら、逆転されることになるとはサッカーは怖い。
PKはやはりスタンドがシーンとなりみんなが固唾を呑んで見守る独特な雰囲気。キッカーが自分のリズムで蹴れたらゴールは決まるのですが余計な動き、リズムだと外れるのがほぼ的中しました。
勝者と敗者のコントラストが強烈でした。4年生はこの試合で最後となるのでしょう。最後まで笑って終われることができるなんてことを聞いたらよかったと思いますが、負けたほうの表情を見たらやはり切ないものもありました。
サッカーのレベルは関係なく、日本の大学サッカー面白いと思えた素晴らしい試合でした。
ただし会場がもう少し近ければなんて思ったのも事実です。