えふと

サッカー、FC東京U-18、FC東京を中心に

3-4-3

FC東京U-18は通年のプリンスリーグを一時中断して夏の大会、クラ戦、クラブユース選手権(adidas杯)を戦っています。


ユースは大会が多くてわからないと聞くことがあるので、クラ戦は高校サッカー(高体連)だと高校総体Jリーグだとナビスコ杯みたいなものです。夏のカップ戦と説明しています。

(それにプラスして新人戦2月に行われた大会で優勝したのでご褒美として大学勢と戦い社会人チームに勝てば天皇杯へ出られる東京都サッカートーナメントに出場します。)

2月と6月でU-18はガラッとフォーメーションを変えました。
2月のフォーメーション三菱養和戦4-4-2

6月のフォーメーション浦安SC戦3-4-3

これだけガラッと変わるのはユースでは珍しいです。(ホワイトボードも変わりました。)
この変更は間違いなくきっかけとなる試合がありました。

4月26日(土)横浜F・マリノスユースに1-7で負け、5月11日(日)前橋育英高に1-2で勝ちました。

このプリンスリーグ二試合が終わった後はクラ戦に向けて新たに3バックを試していっています。

今大会からトライしている3-4-3について問われ、「これにまったく固執しているわけではなくて、基本は4バックが育成では良いと思うんですけど」と前置きした佐藤監督は、「今はピッチに立たせたいなという11人を並べた時に、個性が一番出るのが今のシステム」と説明 日本CY関東2次予選Dグループ FC東京U-18×千葉U-18@小平 - Jリーグブログhttp://www.jsports.co.jp/football/jleague/blog/m/game-report/cy2c-fcu-18u-18-6/より

大敗したマリノス戦ではボランチ二枚、ボール取りにいった裏を使われ大量失点し、しぶとく勝った前育戦では出場停止の6,高橋 宏季に替わり2,高田 誠也がディフェンスラインの前でどっしりアンカー気味に構えて守備に貢献し、好調振りをアピール。そして左SBに27,小山 拓哉が起用がはまった。

その結果としてボール扱いも上手くディフェンスとしてもポジション争いをしていたCB3枚を使うシステムに変更。右から13,渡邊 拓也2,高田 誠也4,大西 拓真の三人を並べ、左ウイングバックに27,小山 拓哉を起用し、ポジションを一つ前にしたことで攻撃力も活かせる形に。左サイドから右サイドウイングバックへポジションチェンジした3,山岸 瑠がこれまた水を得た魚のように躍動する。左で4,大西 27,小山9,蓮川のパスワークやドリブルの突破で作って右で3,山岸7,長澤が決める代表のような得点パターンが生まれました。

前線にいる3人14,大熊 健太 9,蓮川 雄大7,長澤 皓祐が柔軟にポジションを変えて攻めて行く。三者三様個の力でも打開できるメンバーです。ただディフェンスとなると7,長澤 皓祐の貢献が高くかなり守備をやる方としては楽に守れているがレベルが上がると替えのきかない15,安部 柊斗 6,高橋 宏季の所への負担がどうなるか気になる所でもあります。

コーナーキックでのパターンも豊富になりマンマーク、ゾーンの相手でも工夫がみられ楽しみになってきている。

夏の大会でどこまで結果を出せるか、3-4-3の夏ハマると怖いチームですよ。