ボカの選手達が見せた球際のボディコンタクトの強さ、勝利への執着心は頭抜けていた。
東京国際ユースで優勝したボカの監督が、指導をする上でもっとも大切にしていることとは? | FootballEDGE
極端ない言い方をすると、日本国内でサッカーが完結するのであれば、とくに戦う姿勢や気持ちを押し出さなくても、似たようなテンションのチーム同士が戦うので、違いとして露わになることは少ない。
ここ数年、ボカ・ジュニアーズが東京国際ユースに参加してから言われていることである。
とにかく準決勝に勝っても優勝したかの喜びようは日本だと勝って兜の緒を締めよと言われんばかりに浮かれるなと言われるだろう。
ただ東京国際ユースの記事はたいていこの気持ち勝利への執着心という部分に焦点を当てる記事がメインである。
記事が求められる海外との差を明らかにするには一番はっきりわかる点だけに仕方ないとは思いますので毎年見に行って僕が気がついた小さなことを箇条書きしてみようと思います。
- 2年連続、カイロが決勝戦に。
昨年優勝したカイロは今年も体格の良い選手を中心に印象を残す。
- ブラジルから出場しているチームは4年連続優勝を逃す。
今年は1位トーナメントすら出場を逃した。ブラジル育成の部分がどうなっているのか毎年心配になってくる話しか聞こえてきません。
- FC東京が3位に(過去最高順位)
FC東京が過去最高順位の3位に、今回は優勝を目指して行ったチーム構成でしたが準決勝の壁を突破できなかった。(悔し涙を流している選手をこの大会で見たのは初めてでした。)
- 人工芝と天然芝
予選ラウンドでは人工芝、決勝ラウンドでは天然芝のグラウンドになる。準決勝に進出した東京の2チームは普段の練習と試合の多くを人工芝で行っているために天然芝のグラウンドに慣れていないところが見受けられた。
- ソウルのサッカーが大幅に変わったこと。
ソウル選抜は丁寧にショートパスを繋ぐサッカーに変わったこと。韓国のチームは大きく蹴るところがあったのですが、今年は大幅なモデルチェンジである。ここまで変わったのはNSW以来の変化だとおもいます。FC東京のサッカーの方が以前のソウルのように割りきってボールを蹴っているようにみえました。
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