昨年の高円宮杯でもユース世代の野次や、ブーイングなんかが問題になったエントリーをブックマークしていました。
2008年9月10日 (水)ユースの試合における野次について: fct fanさんより
彼ら自身はプロに劣らない気概で戦っているかもしれませんが、我々はユースの選手達が自己実現に向けて歩んでいる姿を見守っている立場に過ぎません。 観戦する態度も、おのずと抑制的なものになるべきと思います。 無論、サッカーはドラマであり、試合展開によっては大いに盛り上がるべきでしょうが、最初から盛り上がることや目前の勝利だけを目的に観戦するべきではないと思います。
http://fct-fan.air-nifty.com/fct_fan/2008/09/post-a81c.html
今年の高円宮杯でも同じようなことが会場で起こっていることを見たのでなかなかすぐに変えることはできないかもしれません。
しかしあまりに酷い時は周りは注意しないといけません。
柏レイソルの公式サイトより
選手に対する威嚇行為をともなう誹謗中傷、差別発言がありました。
この行為は、試合内容や選手のプレーに対する叱咤激励、奮起を促す声援とはまったく異なる言葉の暴力であり、選手を侮蔑する以外の何物でもありません。
こうした行為は、場合によっては柏レイソル、Jリーグだけに止まらず、社会を巻き込んだ大問題に発展する可能性も孕んでおります。
(中略)
ピッチで戦う選手たち、そしてスタンドで戦うサポーターの皆様にとって必要なものは、こうした残念な行為ではなく、仲間を大切に思う気持ちとリスペクトの精神であると信じております。
http://blog.reysol.co.jp/news/2009/08/post_283.html
野次やブーイングがより悪意を持っていくと誹謗中傷や差別発言になっていくことはヨーロッパのサッカー界を見たら明らかだと思います。
プレーをしている高校生、観戦に来ている中学生や小学生の姿を多数見ました。良いプレーを目の前で見てよりサッカーを上手にそして好きになって欲しいと思っています。
しかし罵声などをしている大人たちの姿を見てどう思うでしょうか?最初は軽い気持ちで真似をしていくのではないでしょうか。そんな姿勢がエスカレートしていくのはサッカーでは見たくありません。
自分は良いプレー、良い場面を取り上げていけたらと思っています。
少しでもプロではない選手達を励ましていこうと思ったのでした。