えふと

サッカー、FC東京U-18、FC東京を中心に

スポーツギャンブルと闇社会を見て

概要 詳細
2011年にヨーロッパでスポーツ賭博の規制緩和が実施されたことを受け、プロ、アマチュアを問わず、スポーツ界では大きな変化が起きている。証券取引のようにインターネットで参加できるスポーツベッティングは、世界中の人が気軽に賭けをするので簡単に巨額の賭け金を集めることができる。そして、その市場は麻薬取引を上回る5000億ユーロ規模と言われている。と同時に、違法なスポーツ賭博や、賭博がらみの八百長といった不正疑惑が次々とわき起こってきた。イギリスでは不正な賭博行為に関連した中国マフィア関係者の惨殺事件も発生している。
不正賭博の対象となっているヨーロッパのスポーツ界や、この巨大市場に群がる世界各地のマフィアの実態に迫った調査報道ドキュメンタリー。
原題:It's a Bet
制作:Crescendo Films / Arte France (フランス 2012年)
http://www.nhk.or.jp/wdoc/sp/backnumber/detail/121120.html

NHKのドキュメント放送を見てのメモ

  • イタリアサッカーリーグの賭博逮捕されたのがオンラインサッカー賭博関係している。
  • ロッカーに薬物入りの水
  • マフィアによる違法賭けサイトに誘惑され借金を増やされて八百長に加担したら借金を帳消し
  • 注目されていない二部リーグなどに大金が集まる
  • ライブベットと呼ばれる試合中の賭けサッカーサイトがある
  • 勝ち負け引き分け全てにかけてマネーロンダリングに使用されているケースがある
  • 中国では世界中サッカーの試合に賭ける事が多い
  • 世界中でマイナーな試合で中国人が試合を実況している*1
ピコーンサイトと呼ばれるサッカー速報アプリなどで楽しんでいる裏でそのような事が起きているとは思いませんでした。
近い将来にJリーグでこのような大掛かりなサッカー賭博事件が起きる可能性があるかもしれないと思うドキュメントでした。

*1:東京のユースなどでも速報をしている中国人を目撃した事が多々ある。