ICタグを導入して自動貸出機を利用できるとのことだったので先日試してみました。
感想としてはこれは普及には時間がかかると思いました。
まず貸し出しをするための機械がいままでの検索端末と同じ画面なのですがUIがとても悪い。
端末の画面を見ただけではやり方がわからないので図書館の方がわざわざ手書きの説明書が書いてありました。自分もその説明書を見ないでできる自信はありません。
自動貸出機の作業手順としては
- 端末の画面に自動貸し出しの画面を呼び出す。*1
- バーコードで自分の貸し出しカードの番号を読み取る。
- ICタグを読み取る白いマットの上に本を乗せる。
- 貸し出し終了の画面がでる。
- 最後にレシートが出てきてから終了ボタンをおす
慣れるまで時間がかかるでしょう。
実際に使っている人は見ませんでした。
大半の人は今までどおりにカウンターで貸し出しの手続きを行っていました。
予約を受けている場合は結局カウンターで手続きをしないといけないので自動貸出機は使いません。
図書館のカウンターでの貸し出し方法も変わったようで
今まではカウンターの上でバーコードで読み取りだけで終わりましたが、
新しいシステムだとICタグの読み取り端末の上に本を置かないといけないので一度カウンターからその端末の方へ移動させないといけない。
タグの読み取りが3〜4冊くらいしかできず、とても大変そうでした。
厚い本で貸し出し本数が多いと戸惑っていました。
お年寄りには難しくて出来ませんよ。
*1:この作業が一番手間取りました。